Kouryuの記録帳

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地理

豊田市に通勤する人にとって、愛知県内の住みやすい街を考える

鉄道の利便性は名古屋駅までのアクセス性を軸に、地下鉄や各種ローカル線への乗り換え利便性を加味して評価しました。 賃貸暮らしかつ、車と公共交通機関をバランス良く利用する前提です。



<豊田市内>
豊田市駅周辺
・通勤アクセス性:☆5/5
・街の景観:☆3/5
・家賃:☆1/5
・スーパーへのアクセス性:☆4/5
・飲食店の充実度:☆4/5(梅坪〜上挙母までの248沿いを含むと大抵のチェーン店はある)
・鉄道の利便性:☆2/5(名古屋駅まで乗り換え1回約50分、金山駅で地下鉄名城線・JR東海道本線・名鉄名古屋本線に乗り換え可。ただし知立以降は激混み。名鉄三河線・名鉄豊田線・愛環の3路線利用可能で、名古屋まで出る目的なら三河線の方が若干早い)
→三河線特急が通れば☆4
・高速インターの利便性:☆2/5(東名豊田インターまで約15分)
計:☆21/35

豊田市の中心駅。最近駅前に新しくスーパー(ロピア)が出来た。同じく駅前にあるT-face(デパート的な施設)にはお惣菜売り場が充実しており、食料品の調達には困らない。ただし、駅の駐車場は停めるのがいちいち面倒(近距離移動で車を出したくなくなる)で、駅前の店に日常的に通う場合は徒歩で移動できる距離に住むか、車なら駅近以外の店に行った方がいいと思う。また、駅周辺は飲み屋は多いが純粋な飲食店は決して多くない。駅近で何でも揃うわけではないため、中心駅の機能集約性のような物を期待すると裏切られるかもしれない。あくまで大通り沿い(248沿い)とセットで豊田市の中核が形成されている点は認識しておく必要がある。従って、豊田市駅周辺に住めば車が要らないということは無く、あった方が圧倒的に便利。豊田市駅の隣に愛環の新豊田駅が有り、電車は名鉄2路線(豊田線、三河線)と愛知環状鉄道が利用出来る。ちなみに家賃はめちゃくちゃ高い。


土橋駅周辺
・通勤アクセス性:☆5/5
・街の景観:☆2/5
・家賃:☆3/5
・スーパーへのアクセス性:☆2/5
・飲食店の充実度:☆3/5(徒歩圏内には少ない。車で10分圏内まで広げると丸亀製麺・魁力屋・吉野家・三田製麺所など多数存在)
・鉄道の利便性:☆3/5(名古屋駅まで乗り換え1回約45分、金山駅で地下鉄名城線・JR東海道本線・名鉄名古屋本線に乗り換え可)
→三河線特急が通れば☆4
・高速インターの利便性:☆5/5(東名豊田インターまで約5分)
計:☆23/35

名鉄三河線特急の停車予定駅。もし仮に特急が実現すれば名鉄名古屋駅まで35分程度で出られるようになるため、豊田市の大きなデメリットである「名古屋駅まで出るのに時間がかかりすぎる」が解消される。別に駅前に何かあるわけではないが、名鉄の中ではトヨタ自動車本社の最寄駅ゆえバスが高頻度で出ており、特急が止まる理由は多分それだと思う。豊田市の中では名古屋から見て手前側に位置しており153バイパスと東名豊田インターにも近いため、鉄道だけでなく車の面でもアクセスが良い。業務スーパー以外のスーパーが近くに無いため、三河豊田駅近くのドミーか、豊田インター近くのフィールまで車で行く必要がある。もしくは一周回ってドンキ?家賃は豊田市の中では普通程度。


浄水駅周辺
・通勤アクセス性:☆4/5(豊田市の北端かつ、愛環沿線には乗り換え必須)
・街の景観:☆5/5
・家賃:☆2/5
・スーパーへのアクセス性:☆5/5
・飲食店の充実度:☆3/5(駅西側の徒歩圏内にマック・焼肉きんぐ・ココイチなどチェーン店が存在)
・鉄道の利便性:☆3/5(名古屋駅まで乗り換え1回約50分、途中地下鉄各路線へ乗り換え可。豊田線+地下鉄は三河線+名古屋本線と比較して混雑が少なく、座れる可能性が高い)
・高速インターの利便性:☆3/5(東名三好インターまで約10分)
計:☆25/35

2000年代に入ってから市内最大規模の区画整理および再開発事業が行われ、駅前には高層マンションが立ち並んでいる。街自体が新しいかつ、歩道含めて道幅が広くかつ道の形状が碁盤の目に近いため景観に優れている。一方で土地代は高騰しており、近年は高級住宅街になっている模様。駅前にコンビニとスポーツジムが、さらに道を挟んでスーパー(バロー)があり、郊外住宅地としては十分な店が一通り揃っている。浄水駅を通る名鉄豊田線は地下鉄鶴舞線と相互乗り入れをしているため、乗り換え無しで伏見駅まで行ける他、他の地下鉄路線への乗り換えも容易。浄水駅に限らず豊田線沿いの一帯は新興住宅地が多く、名古屋へのアクセスも相対的に悪くない。ただし、suumoとかで調べるとわかるが、十分な量の賃貸が供給されているのは浄水・梅坪と辛うじて赤池くらい(それでも不足気味)。家賃は豊田市の中でも高め。


四郷駅周辺
・通勤アクセス性:☆5/5(浄水と同じく豊田市の北端だが、愛環沿線であることを加味して+1点とした)
・街の景観:☆3/5
・家賃:☆4/5
・スーパーへのアクセス性:☆5/5
・飲食店の充実度:☆2/5
・鉄道の利便性:☆1/5(名古屋駅まで乗り換え1回約60~70分、大曽根駅で名城線・名鉄瀬戸線に、千種駅で東山線に、金山駅でJR東海道本線・名鉄名古屋本線に乗り換え可)
・高速インターの利便性:☆2/5(東名豊田インター、東海環状豊田勘八インターまでどちらも約15分)
計:☆22/35

浄水駅周辺に続き、区画整理・再開発事業が行われている。まだ開発中の街で、2025年現在で3棟程度ぽつぽつ高層マンションが建ってきている。駅周辺に「四郷スマートタウン」という、スーパー・百均・ドラッグストア・ホームセンターなどの複合施設があり、生活に必要な物はだいたいここで揃う。また四郷スマートタウンのすぐ横に電気屋(エディオン)もある。四郷駅は愛知環状鉄道の沿線であるため、よりトヨタ自動車へのアクセス性に特化している(乗り換え不要なのは大きい)一方で、名古屋に行くためには高蔵寺経由でJR中央本線(激混み)に乗り換える必要があり、時間も1時間程度かかる。市の開発計画を見る限り駅の西側は再開発をしないようで、浄水駅周辺ほどの大規模開発にはならない模様(地権者絡みの問題だと思われる)。前述の通りまだ開発中の街なので、家賃がそれほど高くないのはメリット。ただし物件数が少ない。



<豊田市外>
岡崎公園前〜東岡崎駅周辺(岡崎市)
・通勤アクセス性:☆4/5(車なら☆3、愛環を利用する想定で+1点)
・街の景観:☆2/5
・家賃:☆5/5
・スーパーへのアクセス性:☆4/5(最寄りスーパーの駐車場が立駐のため-1点)
・飲食店の充実度:☆4/5(街中に大正庵、萬珍軒などローカル有名店あり。248沿いの車アクセスまで含めれば三河最高クラス)
・鉄道の利便性:☆4/5(東岡崎駅から名古屋駅まで乗り換え無し約35分、金山駅で地下鉄名城線・JR東海道本線に乗り換え可)
・高速インターの利便性:☆2/5(東名岡崎インターまで約10分だが、国道1号の渋滞がひどい)
計:☆25/35

康生通りを核とした岡崎の旧市街地。歩くとかつて三河の中心都市として栄えていた名残りを感じることが出来る。ガラガラのシビコは何気に名物スポットだと思う。寂れたとは言え依然岡崎の中心ではあり続けており、名鉄東岡崎駅には特急が停車する。ただどうしても街が古いため、洗練された街並みを求める人にはおすすめ出来ない部分がある。スーパーは岡崎城近くのアオキスーパーが最寄りだが、駐車場が立駐なのがネック。旧市街地の意地として飲食店は充実しており、古いアパートも多いため生活利便な都市に住みたい×家賃を節約したい、というニーズに合致している。なお、平日朝の248(豊田方面)はありえないほど渋滞するので車で通勤する場合は注意。


JR岡崎駅周辺(岡崎市)
・通勤アクセス性:☆4/5(車なら☆3、愛環を利用する想定で+1点)
・街の景観:☆3/5(岡崎市の中では比較的街が新しい)
・家賃:☆3/5(豊田への通勤需要のためか、インフラ密度と比較して家賃高め)
・スーパーへのアクセス性:☆5/5(フィール、ドミー、バロー(ウイングタウン岡崎内)など多数)
・飲食店の充実度:☆2/5(車移動前提のため密度が低い。248沿いの中心部まで出る場合も地味に距離がある)
・鉄道の利便性:☆4/5(名古屋駅まで乗り換え無し約30分、金山駅で地下鉄名城線・名鉄名古屋本線に乗り換え可)
・高速インターの利便性:☆2/5(東名岡崎インターまで約15分)
計:☆23/35

駅前の雰囲気は寂しいが、駅から少し離れた場所(徒歩15~30分くらい)の再開発が精力的に行われている。駅から徒歩約15分のところにイオンモール岡崎があり、映画館も併設されている。全体的に街がのっぺりと広いため、家を探す場合はよく行く店や生活スタイルに合わせたポジション取りが大事。なお、国鉄岡崎駅を建設する際、地元民が市街地への路線敷設を嫌ったため、古くから岡崎の中心であった康生通り周辺ではなく、あえてそこからかなり南の何も無い場所に作ったという歴史的な経緯があるそう。そのため現在に至るまで駅周辺は閑散としているが、愛環の始発であるため座って豊田方面に通勤することが出来、その方面での居住需要が根強くある模様。


知立駅周辺(知立市)
・通勤アクセス性:☆3/5(駅の南側から車通勤をする場合、☆2)
・街の景観:☆3/5
・家賃:☆3/5
・スーパーへのアクセス性:☆3/5(駅南側にはピアゴがあるが、北側にはスーパーが無い)
・飲食店の充実度:☆4/5
・鉄道の利便性:☆5/5(名古屋駅まで乗り換え無し約20分、金山駅で地下鉄名城線・JR東海道本線に乗り換え可)
・高速インターの利便性:☆2/5(伊勢湾岸道豊田南インターまで約15分)
計:☆23/35

名鉄の巨大ターミナル駅である知立駅。豊橋方面に向かう名鉄名古屋本線と、三河線山線・海線の合計3路線がここで分岐する。とにかく通過する列車数が多いため、駅近くの踏切は「開かずの踏切」とも呼ばれるほど常に踏切ゲートが降りている。裏を返せば駅の南側から豊田方面に車通勤するのはかなり大変であり、さらに踏切によって街が分断されてしまっているという問題もある。駅前には雑居ビルが見え、繁華街然とした雰囲気がある。名古屋駅までのアクセスが抜群であり、かつ駅周辺に賑わいがあるため、単身者にとって住みよい街かもしれない。


杁ヶ池公園駅周辺(長久手市)
・通勤アクセス性:☆2/5(ただし、高速を使えば☆3)
・街の景観:☆5/5
・家賃:☆3/5(後述の藤が丘と比較すると2ランク程度安い)
・スーパーへのアクセス性:☆5/5(アピタが駅直結。周辺に平面駐車場のアオキスーパー有り)
・飲食店の充実度:☆4/5(県道60号のロードサイドに集中)
・鉄道の利便性:☆4/5(名古屋駅まで乗り換え1回約40分、途中栄にも行ける。今池駅で地下鉄東山線、千種駅でJR中央本線、伏見駅で地下鉄鶴舞線に乗り換え可)
・JR東海道本線に乗り換え可)
・高速インターの利便性:☆3/5(長久手瀬戸道路長久手インターまで約10分)
計:☆26/35

長久手市は基本的にリニモ(磁力で浮かぶ変態電車)と県道60号沿いを中心に発達しており、その中でも市の西側3駅近く(はなみずき通・杁ヶ池公園・長久手古戦場)に人口が集中している。愛知万博を契機に急速に宅地開発が進み、その結果日本一若者が多い市になった。新興住宅地かつ建物の高さ規制があるため、古くからの宅地(名東区の延長部分)を除き景観に配慮された統制的な街づくりが行われている。リニモ沿線と県道60号が同じ場所を走っている(並走またはリニモ側が高架)ため、飲食店その他はその沿線上に集中している。高速のアクセスについては、後述する藤が丘周辺と比較してかなり良い。と言うのも長久手瀬戸道路から日進JCTで東名に合流する関係上、豊田方面に向かう場合東名最大の難所である名古屋インターをスキップすることが出来るため。


藤が丘駅周辺(名古屋市名東区)
・通勤アクセス性:☆2/5
・街の景観:☆4/5
・家賃:☆1/5(かなり高い。1LDKで10万円を超える物も)
・スーパーへのアクセス性:☆5/5(藤が丘effとマックスバリュが商店街内に存在。車の場合は少し行けばフェルナがある)
・飲食店の充実度:☆5/5(商店街周辺に多数存在。長久手へのアクセスも◎)
・鉄道の利便性:☆5/5(名古屋駅まで乗り換え無し約30分、途中栄にも行ける。2路線の始発駅ゆえ確実に座れる。今池駅で地下鉄東山線、千種駅でJR中央本線、伏見駅で地下鉄鶴舞線に乗り換え可)
・JR東海道本線に乗り換え可)
・高速インターの利便性:☆2/5(東名名古屋インターまで約10分。ただし後述するように名古屋インターというのがネック)
計:☆24/35

名古屋市名東区の中心都市で、地下鉄東山線とリニモの始発駅。名古屋の住みたい街ランキングでは長久手と一緒に常に上位にいる印象。駅周辺に商店街があり、こぢんまりとしつつも活気のある賑わい空間が創成されている。徒歩圏内だけでも十分な数の飲食店が充実している。愛知には珍しいフレッシュネスバーガーがあるのはポイント高い。車必須だが、RAKU SPAという巨大スーパー銭湯も近い。長久手と比較して人口規模は大きい(長久手市6万人に対し名東区16万人)一方で、街が古いため景観の面では一歩劣る。電車利用に関して、栄・名古屋を両方通る東山線と豊田方面への通勤に使えるリニモの双方が便利で、かつどちらも始発ゆえ座れる。一方で高速インターの利便性については、一見すると東名名古屋インターが近く便利そうだが、平日朝夕に地獄の大渋滞があるため通勤利用には難がある点に注意。


平針〜植田駅周辺(名古屋市天白区)
・通勤アクセス性:☆2/5
・街の景観:☆3/5
・家賃:☆4/5(名古屋の中では安め)
・スーパーへのアクセス性:☆5/5(各駅の近くにスーパーが存在)
・飲食店の充実度:☆3/5(ベッドタウンゆえ、名古屋の中では少ない。隣の塩釜口に行けば、学生向けの飲食店が豊富に存在する)
・鉄道の利便性:☆4/5(名古屋駅まで乗り換え1回約30分。途中地下鉄各路線へ乗り換え可)
・高速インターの利便性:☆3/5(名二環植田インターまで5~10分程度。通勤利用の場合東名名古屋インターを経由する必要あり)
計:☆24/35

地下鉄鶴舞線沿線のベッドタウン。どちらかと言えば名古屋方面に通勤する人で、かつ家賃を抑えたい人が多く住んでいる印象。とはいえ豊田方面への通勤も可能。が、車通勤の場合153バイパスと高速のどちらを利用するにしても朝夕の大渋滞は避けられない。良くも悪くもベッドタウンなので、名古屋市という名前のイメージに引っ張られて都会をイメージしなければ住み良い閑静な住宅街といった感じ。車で日進から平針に入った途端、急に道路のレベルが上がるので名古屋市の財政力を感じることが出来る。電車の運賃は地下鉄区間に入れば比較的安価なので、「名古屋に住んでいる」ということによって会社に通勤費を出して貰い個人負担の移動費を削減することが出来る(豊田市寄りに住めば住むほど、私用で名古屋方面に移動する際の交通費が高くなるため)。当然家が遠くなればなるほど通勤の負担は増えるため、そのあたりのバランスは要考慮だが。



<ランキング>
杁ヶ池公園(26点)>浄水・岡崎公園〜東岡崎(25点)>藤が丘・平針〜植田(24点)>土橋・JR岡崎・知立(23点)>四郷(22点)>豊田市駅(21点)

ランキングを見ると、主観で付けまくった点数にしては割と妥当な気がしてきた。くれぐれもこの記事を鵜呑みにし過ぎず、ご自身の価値観を大切に物件選びをなられますよう。

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